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TikTok Shopで販売できる商品・できない商品|カテゴリー承認の申請も解説

U PLUS|お役立ちコラムTikTok Shop販売できる商品・できない商品|カテゴリー承認

TikTok Shopの出店審査に通っても、すべての商品を販売できるわけではありません。特に化粧品・食品・健康食品といった、TikTokと相性が良さそうに見えるジャンルほど追加の手続きや制限があり、「出店したのに商品が並べられない」というつまずきが起こりがちです。

この記事では、TikTok Shop公式のセラー向けガイド(Seller University)をもとに、販売できる商品・できない商品の区分と、カテゴリー承認の申請要件を整理します。出店を検討している段階で、自社商品がどこに該当するかを確認してください。

この記事の監修者
U PLUS株式会社 代表取締役
胡 楠之

17LIVE株式会社の経営企画室に参画し、戦略立案から新規事業開発までを担当。PGCコンテンツ立ち上げの企画・推進をリードし、ライブ配信領域に新たな収益モデルを構築。その後、プラットフォーム側の立場でTikTok LIVEの日本市場ローンチに参画し、クリエイターマネジメント体制の構築とクリエイターエコノミーの基盤設計を担当。LIVE配信機能の最適化とユーザー体験の改善を牽引した。2025年6月、プラットフォーム側で培った知見をブランドの売上に還元するためU PLUS株式会社を創業。TikTok Shop公式認定パートナーとして約4,000名のクリエイターネットワークを運営し、TikTok Shop売上ランキング美容部門1位を獲得。

この記事の要点
  • 出店できても全商品を売れるわけではない。「禁止商品」「販売対象外商品」「カテゴリー承認が必要な商品」の3区分を出店前に確認する
  • サプリメント・OTC医薬品・医療機器・体重管理商品などは現時点で販売対象外。健康食品ブランドは特に注意が必要
  • 食品・美容・酒類などは販売可能だが、出店審査とは別にカテゴリー承認(事前承認)の申請が必要

商品の可否は3つに分かれる

TikTok Shopにおける商品の扱いは、大きく3つに区分されます。

扱いたい商品はどこに該当するか ① 禁止商品(19分類)=販売不可 法令上、販売が禁止されている商品 武器/違法薬物/たばこ・電子たばこ/ ギャンブル関連/危険物 など ② 販売対象外商品=販売不可 法令上は可だがプラットフォームが扱わない サプリメント/OTC医薬品/医療機器/ 体重管理商品/中古品 など ③ カテゴリー承認が必要=申請すれば可 出店審査とは別に事前承認の申請が必要 食品・飲料/美容・化粧品/酒類/ ベビー用品/ペット用品 など ④ 上記以外=そのまま出品できる 出店審査の通過後に商品登録すればOK アパレル/雑貨/日用品 など ※ 出店を決める前に、自社商品がどこに該当するかの確認を
TikTok Shopの商品区分(禁止・対象外・カテゴリー承認・通常販売)
  1. 禁止商品:法令上販売が禁止されている商品。販売不可
  2. 販売対象外商品:法令上は問題ないが、プラットフォームとして扱わない商品。販売不可
  3. カテゴリー承認が必要な商品:販売できるが、事前承認の申請が必要

上記のいずれにも該当しない商品は、出店審査の通過後にそのまま出品できます。

禁止商品(19分類)

公式は、日本の法令上販売が禁止されている商品として次の19分類を挙げています。

  • 成人向けヌード・性的行為に関する商品/児童の性的搾取に関するもの
  • 動物・動物由来製品
  • 硬貨・現金・ギフトカード・金融商品
  • 差別的・攻撃的な商品/扇動的なコンテンツ
  • 銃器・弾薬・武器
  • ギャンブル関連
  • 当局が警告・禁止している商品
  • 危険物・有害商品
  • 人体・遺体に関するもの
  • 違法薬物・その使用器具
  • 医薬品・サプリメント
  • 不適切な表示・包装/誤解を招く効能表示
  • 違法行為を助長するもの
  • 保護植物
  • 安全・プライバシーに問題のある商品
  • たばこ・電子たばこ/安全でない食品

販売対象外商品|ここが最大の落とし穴

法令上は販売できても、TikTok Shopがプラットフォームとして取り扱わないと定めている商品があります。公式はこれを2種類に分けています。

恒久的に対象外(販売予定なし)

  • アダルト商品(性玩具等)
  • 黒魔術関連
  • 医療機器クラスIII・IV
  • 政治関連商品
  • 性的機能強化商品
  • 体重管理商品

一時的に対象外(将来解禁の可能性あり)

  • OTC医薬品・サプリメント・生薬
  • 医療機器クラスI・II
  • コンドーム・潤滑剤等
  • SIMカード
  • バーチャル商品
  • 中古品・不良品

健康食品・サプリメント系のブランドは特に注意が必要な領域です。TikTokでの相性が良さそうに見えても、現時点では出品できません。ただし「一時的」に分類されている以上、今後の変更もあり得るため、最新の公式リストを確認してください。

カテゴリー承認(事前承認)が必要な商品

販売自体は可能でも、TikTok Shopからの事前承認が必要な商品があります。公式が対象として挙げる主なカテゴリーは次のとおりです。

カテゴリー求められる書類の例
食品・飲料、栄養補助食品法令上の必須表示をすべて含む商品ラベル画像
美容・パーソナルケア(化粧品など)認証・テストレポート等
酒類通信販売酒類小売業免許
医療機器(コンタクトレンズ等)規制関連の証明書類
自動車・バイク(法人セラー限定)履歴事項全部証明書・各種認証
タイヤ履歴事項全部証明書・PSE/PSC/技適等
ベビー・マタニティ用品、ペット用品商品に応じた認証等
貴金属ジュエリー、携帯電話・電子機器商品に応じた認証等

申請はセラーセンターの資格認証センター(Qualification Center)から行います。カテゴリーによってはブランド資格(Brand Qualification)の申請も別途必要になります。

出店申請と並行して書類を集める

コスメや食品のブランドが販売を始める場合、準備は「出店審査の書類」と「カテゴリー承認の書類」の2段構えになります。順番に進めると承認待ちの時間だけ販売開始が遅れるため、出店申請と並行してカテゴリー承認の必要書類を揃えておくのが実務的です。

出店審査そのものの要件は出店審査の記事で解説しています。

出店前に確認すべき3つのステップ

  1. 扱う商品が禁止商品・販売対象外商品に該当しないかを確認する。該当する場合、TikTok Shopでの販売自体ができません
  2. カテゴリー承認の対象かどうかを確認する。対象なら必要書類を洗い出す
  3. 承認に必要な認証・免許・ラベル画像が手元にあるか、なければ取得にどれくらいかかるかを確認する

特に3番目は見落とされがちです。免許や認証の取得に時間がかかる場合、出店スケジュール全体に影響します。

よくある質問

サプリメントは販売できますか?
現時点では販売対象外とされています。公式は対象外商品を「恒久的なもの」と「一時的(将来解禁の可能性があるもの)」に分けており、OTC医薬品・サプリメント・生薬は後者に分類されています。運用が変わる可能性がある領域のため、最新の公式リストを確認してください。
化粧品を売るのに特別な手続きは必要ですか?
必要です。美容・パーソナルケアはカテゴリー承認(事前承認)の対象で、出店審査とは別に申請します。カテゴリーに応じて認証・テストレポート・商品ラベル画像などの提出が求められます。
中古品は販売できますか?
中古品は「一時的な販売対象外」に分類されており、現時点では販売できません。ただしカテゴリー承認の対象リストにも中古品の記載があるなど運用が動いている領域のため、申請前に最新の公式情報を確認することをおすすめします。
カテゴリー承認の申請はどこから行いますか?
セラーセンターの資格認証センター(Qualification Center)から申請します。カテゴリーごとに必要書類が異なり、酒類なら通信販売酒類小売業免許、食品なら法令上の必須表示をすべて含む商品ラベル画像などが求められます。
商品が公開されないのはなぜですか?
カテゴリー承認が完了していない、禁止・対象外商品に該当している、商品情報に不備があるなどが考えられます。まず扱う商品が販売可能なカテゴリーかを確認し、承認が必要なカテゴリーであれば申請状況を確認してください。

まとめ:商品の可否は出店を決める前に確認する

TikTok Shopの商品区分は、①禁止商品 ②販売対象外商品 ③カテゴリー承認が必要な商品、の3つです。サプリメント・OTC医薬品・医療機器・中古品などは現時点で販売できず、食品・美容・酒類は販売できるものの事前承認が必要になります。

「出店してから商品が出せないと分かった」という事態を避けるため、出店を決める前に自社商品がどこに該当するかを確認することをおすすめします。

U PLUSは、TikTok Shop公式認定パートナー(TSP/TAP/CAP)として、商品カテゴリーの確認から出店・カテゴリー承認、販売開始後の運用までを一貫して支援しています。「自社の商品は扱えるのか」という段階からのご相談も承っていますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

※本記事の内容は2026年8月時点の公式情報(TikTok Shop Seller University:禁止商品と対象外商品制限付き商品)に基づいています。取り扱い可否は変更される場合があるため、最新の公式リストをご確認ください。